すなわちそれ 現実の中のあがきですから
海賊のように飲む会
『すなわちそれ夢の中のあがきですから』
全10公演が無事終演しました
理想と現実の狭間で
ぼくは苦しんでいたんです
今回は
劣等感に苛まれる日々だった
実力ある先輩たち
美しい女子たち
試練な役どころ
でも
本当に素敵な座組みで
稽古でも本番でも
いつでも笑いがあって
すごくあったかくて
みんなともっと仲良くなりたかった
ほんとはね
大好きなんだ
っておもっていたけれど
どうおもわれているか
不安で
怖くて
最後には逃げてしまった
なんだか今作の主人公みたい
そうやって
はちゃめちゃコメディの中にいる主人公が
だれかの心に寄り添える役だから
感動を呼んだのだろう
舞台も
照明も
音響も
ダンスも
音楽も
もちろん役者のみんなも
すごくかっこよくて
たくさん気付かされたこともあって
関われたことに本当に感謝
苦しくて
悔しくて
でも
いっぱい笑った
すごく楽しい時間でもあった
はやくやめることに気づけることも
幸せなことなのかもしれない
だけど
やっぱり
まだ役者はやめません
もう少し
ほんの少しでも
わたしがわたしであるために
いつか
もっと強くなれたら
もっと素直になれたら
もっと実力のある役者になれたら
また一緒に芝居をさせてください
今作に関わってくださった
スタッフのみなさま
一緒に作品を創ることができた
役者のみんな
太平洋くらいの懐の深さで
わたしを受け入れてくれた文明さん
そして
ご来場いただいたみなさまに
ありったけの愛を込めて
本当に
さんきゅーでーす!
バク (弥生)
つくし