いつか の あいだ

日々のこと 旅のこと 舞台のはなし おもうままに気のままに

なんて日だ

 

最後の海へ

飛び込む

 

というより

走りこむ

 

 

カリブ海といえど

手前はにごってて

今のわたしの心みたい

なんて

感傷的になったりなんかして

 

 

奥までいきたかったなあ

また今度

 

 

混んでいてランチにはありつけないまま

空港へ

 

とりあえず

すぐにチェックイン

しようとするも

入れない父とわたし

 

なんと

お父さんが買った航空券

姓と名が逆になっていて

それを直すのにお金と時間がかかるって

 

 

なぜ!

逆だってわかってるんだから

ささっと訂正して乗せてくれればいいものを

 

 

そしてここから

さらなる悲劇がわたしたちを襲うー

 

 

ヘルプにきてくれた

スタッフのおじちゃんとの会話

 

コスタリカのあとはどこへ行くの?」

「お父さんと弟は日本へ帰って

 わたしたちはパナマへ行くよ」

パナマへはどうやって行くの?」

「バスで行くよ」

「バスは取ってあるの?」

「いや、向こうで取るよ」

「出国証明がないとコスタリカには入れない

 飛行機にも乗せられないよ」

 

 

正直者がばかをみる

 

 

油断していた

みんなで日本に帰る

って言っておけばよかったものを

 

 

ここでおじちゃんからの提案

「仮のバスを予約してあげることができるけど

 キャンセル料に800ペソかかる

 それか今自分でバスを予約するか」

 

イムリミットは13時

あと20分

とりあえずバスを探す

 

でも

焦っていたこともあり

ネットの注文の仕方がよくわからず

そもそもバス停の名前どれ

ルートなんて知らんし

みたいなことをいているうちに

諦めて800ペソを払うことに決め

おじちゃんのところへ

 

 

しかし

まさかの時すでに遅し

 

オーバーブッキングで

キャンセル待ちしていたひとたちが

入ってしまったとのこと

 

航空会社が用意したホテルに泊まり

明日の同じ時間の便を待つ

 

 

いやだー!

完全なるムダな1泊

 

そして

コスタリカに2泊予定の父が

1泊しかいられないこと

弟がひとりでサンホセに行かなければいけない

という問題も

 

弟は英語も話せるし

まあいいとして

あまりにもかわいそうな父

 

ちがう便を探すもさすがに見つからず

泣く泣く諦め弟を見送る

 

 

達者でなー!

 

 

そして

おじちゃんにお金を払い

ここから10分だというホテルのピックアップを待つ

 

 

ものの

 

 

1時間経っても来ない

 

空港内におじちゃんを探しに行くもいないので

スタッフにかけあい電話してもらう

 

 

それからさらに1時間

 

スタッフがまた電話をかけて

一緒にパーキングまで行ったところで

ようやくバスが

 

 

ホテル到着17時

 

本日水しか飲んでいないわたし

 断食かよ

 

お腹空きすぎた

ってのももう超えて

なんかもう災難からの災難で

 

屋台のごはんを食べても

現地の水道水を飲んでも無事なお腹が

なんと悲鳴をあげることに

 

 

完全なるストレス

 

 

もう

この言葉を言うのに

ぴったりなのは今日しかない

 

 

 

なんて日だ!!

 

 

 

18時からのディナーに行き

ここぞとばかりに食べて飲み

ストレスと空腹の胃を痛めつけたところで

ようやく今日が終わる

 

 

 

明日はいい日になりますよーに

切実に